

放課後デイサービスってよく聞くけど どんなところなんだろう。
働くのに資格はいるのかな?

今日は、
最近求人でもよく見る放課後デイサービスについてお話ししていきます。
放課後デイサービスってどんなところ?どんな資格が必要なの?
放課後デイサービス
心身に障害のある小学生、中学生、高校生の方や特別支援学校に通う児童生徒を対象に、小集団活動、創作活動、レクリエーション、外出活動などを通して、自立した生活ができるように安心できる場所を提供するところです。
簡単に言うと
学校が終わった後に直接 放課後デイサービスに行って活動を楽しんで
家に帰って来るという流れになります!(ほとんどが送迎付きです)
放課後デイサービスの役割
放課後デイサービスの役割として
厚生労働省は、3つの役割を定義していますので、簡単に説明しますね。
・子どもの最善の利益の保障
障害を持った子達に、学校以外でも自立(一人で生活できるように)のための
活動を実施して、子供の成長につながるようにすること。
・共生社会実現に向けた後方支援
子供が地域社会へ積極的に参加できるように、
他の学校の子供たちや他学年との触れ合いのなかで、生活を保障。
・保護者支援保護者のレスパイトケア(保護者の一時的な時間の確保)
保護者の一時的な休息の時間の確保。
普通なら、家に帰宅する時間なのですが
放課後デイサービスを利用することで保護者の方に時間の余裕が生まれます。
放課後デイサービスの仕事内容


放課後デイサービスの仕事ってどんな内容なんだろう?

次は 具体的に仕事について見ていきましょう!
1.子どもの活動をサポート
本人の興味関心や発達段階に合わせて活動を支援する。
例とえば…
学校で漢字を書くのに苦手意識がある子どもに対して、ゲームなどの活動を通して漢字を書くことができるような支援を行います。
2.創作活動
・自然に触れる機会やものづくりの時間を通して表現する喜びを味わいます。
例えば…
・公園に風景を描きに出かけるなど。
・バレンタインデーにチョコレートをみんなで作って老人ホームに行ってプレゼントする。など
3.余暇の提供
子どもの情緒安定を図るために、子どもの好きな遊びやリラックスできる活動を行います。
例えば…
・塗り絵、ビーズ、ブロック、
好きな音楽を聴くなど…
4.保護者対応
保護者との連携は大切。送迎時に様子をお話ししたり、
支援記録を作るための面談を行ったりします。
5.支援記録の作成など
子どもの日々の成長を記録して、どのような活動が必要か考えて活動内容を計画していきます。
また、保護者や支援機関との面談で使用することもあります。
放課後デイサービスで働く人たちは資格があるの?職務内容は?

ここでは、放課後デイサービスで実際に働いている人たちの職務内容を見ていきましょう
・児童発達管理責任者
主な業務:個別支援計画などの作成、保護者への相談業務
<なるための要件>
※研修を受講する必要あり(福祉施設や学校での経験+研修)
→教員の経験があると研修が受けられます!
・管理者
業務内容:全体を把握して事業を進める。児童発達管理責任者との兼務も可能
<なるための要件>
※資格はいらないが、全体を把握する必要があるため、実務経験は必要。
・児童指導員
・指導員
業務内容:子どもたちへの療育や支援を行う役割。
<なるための要件>
・児童指導員任用資格保有
※児童指導員任用資格に該当するものは、 幼稚園、小学校、中学校、高校の教諭免許
・社会福祉士、精神保健福祉士の資格保有
・2年以上児童福祉施設での経験がある (最終学歴中卒の場合3年)
業務内容:児童指導員の補助的な役割。
子どもの送迎や事務作業、清掃作業などから始めることも多い。
<なるための要件>
資格、経験は必要なし。運転免許があると良い。

教員免許がなくても、働くことはできるんですね!
放課後デイサービスで資格を活かして働くことでのやりがい

・子どもたちの成長を見守ることができる!
昨日までできなかったことができるようになった瞬間を共有できたときは
本当にうれしいですよね。
「いろいろ思い出す度教師の頃が懐かしくなってきたなぁ~…笑」
・専門知識が身につく(障害持った子へのかかわりなど)
障害を持った子供たちへの対応は、とてもやりがいもあり、専門的な知識が身につきます!
・仲間と協力して仕事ができる
さまざまな特性をもった子どもだちへの支援は一人では大変なので仲間と協力しあうことが大切。そして、協力し合いながら、チームで取り組んでいきます。
・時間の管理がうまくできるようになる
活動や送迎の時間を把握して動かなければいけないため、
時間の管理がうまくできるようになります
・保護者から感謝される
ただでさえ、子育ては大変なので、
放課後に充実した活動を行ってくれている放課後デイサービスは、保護者からも感謝されることが多いです。
実際に、放課後デイサービスで資格を活かして働いている人に聞いてみました

教員から放課後デイサービスに転職したお友達に実際に聞いてみました。

お仕事は楽しいですか?

はい、楽しいです!?
子供たちとかかわることができるのでやりがいがありますね。

仕事をしていて、大変なことはなんですか?

障害もいろいろで、学年もバラバラなので、活動内容を考えるのが大変なのと
送迎担当が足りないときは、送迎もすることになり残業になることもあります。

大変そうですね。
でも、子どもたちと接することができるお仕事は、
成長を感じることができてやりがいが持てそうですね。
放課後デイサービスで教員の資格を活かして働くこともできる!

放課後デイサービスは、年々増え続けているため、
求人数も増えています。
そのため、教員免許を保有しているだけで、面接ではかなり優遇してもらえます。
実際に私も、転職サイトに登録後、放課後デイサービスからのスカウトは、10件くらい
きたと思います。
デイサービスごとに、音楽に特化したところや
スポーツに特化しているところなどいろいろあります。
実際に、私が担任した子どもたちは
放課後デイサービスがとても大好きで通うのをとても楽しみにしていました。
実際に、どんな活動をしているのか聞いてみると
・みんなでお好み焼きを作って食べた。
・個別課題に取り組んだ。(軽作業や、パソコンなどの就労につながることも)
・パソコンでパワポを覚えた!
・サッカーやドッチボールをしてきた。などなど…
雰囲気や働いている年齢層も様々なので、気になった求人があったらホームページなどをチェックしてみてくださいね。
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