こんにちは!
特別支援学校歴15年の就労支援員のちゃい@chai20100527です。
今回は、就労支援員の仕事体験談をお伝えします。
今日紹介させていただくのは、知り合いの支援員3年目の26歳の女性Mさんの体験談です。
現在支援員として3年目になります。
最初は、就労継続支援B型のオープンからスタートしました。
私の体験談をお伝えします。
大学では介護福祉士を取得、福祉サービスの求人に応募する
私は新卒で就労支援員として働き始めてから3年が経ちます。
大学では介護福祉士の資格を取得しましたが、精神保健福祉士の資格は取得できませんでした。
卒業後、就職先がなかなか決まらず、最終的に就労継続支援B型の事業所に応募しました。
その際、試験がなく面接のみだったのは少しラッキーでしたが緊張したのを覚えています。
試験はなく書類と面接のみで内定が決まる
内定までのステップの流れは以下のようなかたちでした。
・応募
・書類審査
・面接
福祉サービスでも大手が運営母体だと一般教養試験がある場合もあります。
私は、第3次試験まで受けたこともありますし、面接だけの場合もありました。
試験内容は場所によりますね。
ただ、どこも共通するのは書類審査があることなので書類は丁寧に記入したほうが良いです。
オープニングスタッフとして立ち上げに携わる
オープニングスタッフとしての勤務は、分からないことだらけでした。
事業所は新設で、利用者も0からスタート。
事業所の家具を買いそろえるところから始めました。
一人通ってくれるようになり、二人、三人と利用者は増えていきました。
40代から50代の精神疾患の方が多く通っていることもあり、休むことも多く通所人数を増やすのにとても苦労しました。
時には、暴れる利用者さんもいて他の利用者さんが怖がってしまい対応に苦労し、職員で何度も話し合いを重ねました。
日々、試行錯誤しながら支援を行っていました。
給与は、福祉業界は一般的に低めなので正直厳しい部分もあります。
でも、福祉で働きたい人は「誰かのためになりたい」「困ってる人の助けになりたい」というのが一番にあるので、給与面よりもその気持ちを維持できるかが大切だと思います。
勤務時間は、9時から18時までで残業はほとんどないので定時で帰ることができます。
残業あるなしは、場所によるので面接時に聞いたほうがいいかもしれません。
自信がついた利用者さんの姿をみることがやりがい
就労支援員として働き始めてから、多くの利用者の方々と接してきましたが、中でも特に印象深いエピソードがあります。
ある利用者の方は、私が勤務する事業所に来た当初、非常に自信を失っており、人と目を合わせることもままならない状態でした。
彼は特にコミュニケーションに苦手意識を持っており、他人と話すことに大きな不安を感じていました。
私と他のスタッフは、彼に対して一歩ずつ接近し、信頼関係を築くために努力しました。
最初は彼の興味のある話題から会話を始め、徐々に職場でのコミュニケーションの練習を取り入れていきました。
また、作業で小さな成功体験を積み重ねることで、彼の自信を少しずつ育てるよう心がけました。
数ヶ月後、彼は驚くほど変わりました。
他の利用者やスタッフと積極的にコミュニケーションを取るようになり、時には事業所の活動でリーダーシップを発揮する場面も見られるようになりました。
彼の目には以前とは違う自信が宿り、その変化は私たちスタッフだけでなく、他の利用者にも大きな影響を与えました。
この利用者の方の変化を目の当たりにした時、私は深いやりがいを感じました。自信をなくしていた人が、自らの力で変わり、新たな一歩を踏み出す姿は、私がこの仕事を選んだ理由を改めて確認させてくれる瞬間でした。
この経験は、今後の私の支援活動においても大きな糧となっています。
素敵なエピソードありがとうございます。
いろんな利用者さんへの対応も、経験が生かされていきますよね。
経験を重ねてサービス管理責任者を取得したい
利用者の方々の笑顔や少しずつの成長を見ることができるのは、この仕事の大きなやりがいの一つです。
大変なことも多いですが、利用者の方々の喜びが私の励みになっています。
支援員として過ごした3年間は、私自身の成長にも繋がりました。
この経験を活かし、これからも一人でも多くの方が社会で活躍できるよう支援していくことが私の目標です。
そして、この経験を活かしサービス管理責任者の資格を取得していつかは自分も管理者になりたいと思っています。
ここからは、就労支援員の仕事について解説していきますね。
就労支援員とは?
就労支援員の仕事は、簡単に言うと障害や病気のある人たちが職場でうまく働けるようにサポートすることです。
就職活動のサポートから職場での適応支援、さらには個人のスキル向上のための指導も行います。
就労支援員の役割や仕事内容
就労支援員は、障害を持つ人が職場での役割を果たし、自立して生活できるようにするための大切な役割を担っています。
就労支援員の仕事内容を箇条書きでまとめると以下のようになります
・障害のある人の就職活動のサポート
・職場での適応支援と問題解決
・スキル向上や自立支援のための指導など
給料は、事業所によって違います。
残業も少ないところもあれば結構多いところもあります。
まずは、見学に行くことをおすすめしています。
就労支援員の勤務先はどこ?
就労支援員の勤務先はいろいろありますが、主に以下のような場所で働くことが多いです。
- 就労継続支援A型・B型
A型は、障害のある人が安定して働き続けられるような環境を提供する場所。
B型は、よりサポートが必要な人向けの就労の場所です。
- 就労移行支援
障害を持つ人が一般企業などで働くためのスキルや知識を身につけるための支援を行う場所です。
就労支援員と職業指導員・生活支援員の違い
- 職業指導員: 主に職業スキルの向上や職業教育を行う専門家です。
- 生活支援員: 日常生活の支援や社会生活のスキル向上に焦点を当てた専門家です。
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