「私の時給は200円なのはどうして!?」
「最低賃金よりも低いってひどい。生活できないのでは?」
「障がい者の時給200円の仕事ってどんな仕事なの?」
時給200円ていうのは、驚きますよね。
障がい者の最低賃金は、一般の方と同じです。
一般の方との差別ではありませんので、安心してください。
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あなたに合った仕事を紹介してくれます。
それでは、200円の真実、これから解説していきますね。
こんにちは!はじめまして。
特別支援学校教諭15年。就労支援員のちゃい@chai20100527です。
現在は、障がい者の仕事のサポートをしています!
【プロフィール紹介】
・年齢:40歳(90年代が青春の安室世代!)
・出身:東北(牛タン大好き)
関西にも住んでいたことがあります。
・元支援学校教員。
・転職して、就労支援員として勤務しています。
・夢:障害をもった方が一般就労できるカフェを作ること。
〇記事のまとめ
✅障がい者が時給200円なのは、就労継続支援B型で働いた場合の工賃。
✅障がい者が時給200円ではないA型や障がい者雇用で働くこともできる。
✅障がい者が時給200円からステップアップすることもできる。
この記事がおすすめ!
〇障がい者は時給200円だと思っている方。
〇時給200円だという理由を知りたい方。
〇時給200円の働き方以外にないのかを知りたい方。
〇時給200円からアップしたい方。
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障がい者の時給200円の理由と障がい者の働き方
ここでは、障がい者が時給200円である理由を解説します。
そして、時給200円の働き方、それ以外の働き方についてお伝えします。
・障がい者の働きかたは、いろいろある
障がい者の働き方は、大きく分けて5つ。
①一般就労(一般雇用)で働く
②一般就労(障がい者雇用)で働く
③アルバイトで働く
④就労継続支援A型で働く(福祉サービス)
⑤就労継続支援B型で働く(福祉サービス)
①一般就労で働く
障がい者が、一般の会社で働くこと。
一般の求人に応募して、一般採用枠で働くということもできます。
障がい者手帳があってもなくても働くことができますが、一般の方の求人のため、配慮等が足りないことがあります。
私の知り合いは、社会人のときに、スポーツをしてて事故にあいました。
それから、片足にまひがのこって障がい者手帳がありますが、一般雇用で働いています。
私の担任した生徒は、障がい者手帳の取得に時間がかかり、一般採用を目指した子もいました。
でも、なかなか難しく、手帳を取得後、障がい者雇用枠で就労が決まりました!
②一般就労(障がい者雇用)で働く
障がい者手帳を持っていれば、障がい者雇用のわくのなかで働くことができます。
障がい者雇用とは、民間の企業が障がい者を雇う決まりがあります。
現在は、雇用率は2.3%。
従業員を43.5人以上雇用している場合は、障がい者を一人雇用しなければならないということです。
その採用は、年々増えつつあります。
現在は、クリーニング店で働いています!
給与は、月10万程度もらっています!
一般就労は、朝から夕方まで一般の方とほぼ同じ時間働きます。
給与は良いし、社会保険にも入れます。
ですが、基本的に支援がなくても働くことができる人が採用されます!
③アルバイトで働く
障がい者がアルバイトで働くこともできますが、私はあまりおすすめはしません。
なぜなら、障がい者を支援する体制が整っていないところがほとんどだからです。
私の担任した生徒でもアルバイトしていた子がいました。
自分で回転寿司のアルバイトに応募して働いていた発達障害の子です。
3ヶ月くらいは、続いたのですが人間関係がうまくいかず、辞めたようです。
④就労継続支援A型で働く(福祉サービス)
一般就労は難しいけど、支援があれば一般就労で働けるくらいの能力がある。
というのが、A型の働き方です。
障がい者手帳があれば、一般就労を目指しながら、A型で働くことも可能です。
仕事内容は、接客業から事務、パソコンまでさまざまです。
就労継続支援A型ってどういうサービス?
福祉サービスの一つで、障がい者手帳があると利用可能。
事業所と雇用契約を結んで働くため、最低賃金が保障されます。
(月給 5万円~10万円 ※働く時間や事業所によってさまざまです)
教員時代、この就労継続支援の意味が全然分からず、進路担当によく聞きました!笑。
分かりやすくいうと、契約社員やパートのイメージ。
最低賃金は保障されるけど、障がい者雇用よりも給与のが一般的です。
⑤就労継続支援B型で働く(福祉サービス)
「誰かのサポートがあれば働くことができる!」
「まずは、外に出て働く練習をしたい」
自分のペースで働きたい方が働く場所が就労継続支援B型です。
就労継続支援B型ってどいうサービス?
福祉サービスの一つで、障がい者手帳があると利用可能。
事業所と直接雇用契約を結ばず、最低賃金は保障されないが、工賃が支給されます。
工賃は、作業所によって変わります。(月:約1万円~2万5000円程度)
就労継続支援B型の、令和三年度の工賃実績は、月平均16507円です。
これを時給に計算します。
16507円÷80(4時間✕20日)=206円
時給約206円ということが分かります!
以前は、もっと低かったのですが令和3年度に改定されています。
(参照:厚生労働省「令和3年度工賃の実績について)
工賃はもらえるけど、休みが多いとその分工賃も下がります!
でも自分のペースで働くことができるので、体調が悪いときは休んでも大丈夫なのが良いところです。
障がい者の時給200円は、就労継続支援B型で働けばもらえる工賃
就労継続支援B型の給与が月額15000円~20000円と考えると時給200円程度ということになります。
工賃は、事業所によって多少の差はありますのでハローワークなのできちんとチェックすることが大切です。
現在は、工賃を上げて利用者を集めようと取り組んでいる事業所もあります。
就労継続支援B型は、全国的に増えつつありますので、見てみてくださいね。
障がい者が時給200円から給与を上げる方法とは!?
自分にあった働き方を選ぶことはとても大事なことです。
ここでは、障がい者が時給200円から給与をあげる方法をお伝えしますね。
私の時給は200円だけどここから給与はあげられるの?
自分のペースで働くことができる福祉サービスを利用のはとても良い選択。
ただ、もっとあなたにはできることが多いはずです。
そこで、体調が安定てきたら少しずつA型、障がい者雇用を目指しましょう。
ステップアップすることができれば、給与もアップします。
就労継続支援B型から移行支援に通うことも可能です!
障がい者雇用の時給は200円ではない
障がい者雇用での時給は、200円ではありません。
障がい者雇用は、きちんと会社で雇用されていますし、最低賃金は保障されています。
就労移行支援への見学・体験はおすすめします!
就労移行支援に通うのは、原則として2年です。
65歳未満で、障がいや疾病がある方なら通うことが可能です。
就労移行支援についてまとめた記事がありますので、あなたにあった移行支援事業所を見つけてください。
リタリコは、全国的二事業所があります。
他にもお昼代が免除される事業所もあるので記事を見てください。
3分で読むことができます!
自分にあったお仕事が見つかることを祈っています!
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