「服選びがむずかしい」
「毎日同じ服になっちゃう」
「季節にあった服がわからない…」
こんなお悩みありませんか?
服って「似合う」「似合わない」はその人の感覚もあります。
ですので、自分で決めた服が自分に合っているかどうかは自分や相手の判断になります。
ただ、基本さえ理解していれば服装選びに困らなくなります。
服選びは、毎日のことです。
あなたも服選びのコツをマスターしておしゃれになりましょう!
この記事は3分ほどで読むことができます。
こんにちは!
特別支援学校歴15年の就労支援員のちゃい@chai20100527です。
支援学校教員のときに、服装指導や家庭科で衣食住について教えていました。
障がい者のお付き合いや結婚もサポートした経験があります!
ADHD女性の服装の悩み
ADHDやASDのある女性は、服装選びに悩みをもっています。
・こだわりで決まった服を着てしまう
・季節に合わせた服装ができない
・特定の素材やタグが苦手
・場面に応じた服装選びや身だしなが分からない
服選びって毎日のことだから悩みがあると服を着るのが面倒くさくなりますよね。
この記事を読むと、そんなあなたの悩みに解決する方法が分かります。
決まった服しか着ない
ADHD女性の中には、新しい服を選ぶことが難しくいつも同じような服を好んで着る傾向があります。
これは「こだわり」によるもので、選択肢が多すぎると決断を下せず、結果的に慣れ親しんだ服を選びがちになります。
季節や場面に合った服装ができない
どのような場面でどのような服装が適切かを判断して服を着るって簡単そうで難しいことです。
クローゼットを整理して季節ごとに服を分けて収納すると、その季節に合った服を選びやすくなります。
たとえば、夏が来たら夏服を前に出し、冬服はしまっておきます。
また、季節感のある色や素材を覚えることも重要です。
各季節には特徴的な色や素材があります。
暖かい季節は明るい色や薄手の素材、寒い季節は暗い色や厚手の素材が一般的です。
これらを覚えておくと、季節に合った服選びがしやすくなります。
特定の素材やタグが苦手
感覚過敏やアトピーがあると特定の素材が苦手なことがあります。
自分は、何の素材だと気持ちよく着て過ごせるのかを理解しておくことが大切です。
アトピーの場合は綿100%の素材を選ぶとよいでしょう。
また、ちくちくした肌触りや静電気が苦手なら、セーターやアクリル素材を避けて自分に合った素材の服を選びましょう。
TPOが分からない
ADHDの人は、いろいろなことに注意を払うのが苦手です。
だから、どんな服を着ればいいかを考えるときに、大切なポイントを逃してしまうことがあります。
すぐにその時の気分で「これがいい!」と決めてしまいます。
後で「あれ?これじゃなかったかも…」と気づくことも。
どんな服をいつ着るか計画するのが得意ではありません。
必要な時に適切な服を選ぶ、考えるのがむずかしいです。
人との関係や場の雰囲気を読み取るのが苦手なように、その場に合った服装を選ぶのも同じように難しいのです。
対策としては、事前に予定が分かるときはその時の服装を考えておくことや、服装をパターン化しておくと悩まなくてすみます。
ADHD女性の服装の悩み解決方法
ここでは、ADHD女性の服装の悩み解決方法をお伝えします。
感覚過敏のときは素材選びが重要
感覚過敏がある方は、服の素材にとても敏感です。
ちくちくしたり、ガサガサしたりする素材だと、一日中不快に感じることがあります。
だから、自分の肌に優しい、着心地の良い素材を選ぶことが大切です。
たとえば、柔らかくて滑らかな綿やシルクなどは、肌に触れたときの感覚が心地よいと感じる人が多いです。
衣服を選ぶときは、できるだけ試着して、自分の肌に合う素材かどうかを確かめるといいでしょう。
また、タグや縫い目が気になる場合は、肌に直接触れないように工夫された服や、タグがない服を探すと気持ちよく過ごせます。
服装を3パターンに分ける
服装を「部屋着」「おしゃれ着」「仕事着」というように3つのパターンに分けることで、何を着ればいいか迷う時間が減ります。
部屋着はリラックスできる、動きやすい服を。
おしゃれ着はお出かけや友達と会うときなど、少し気を使いたい場面で着る服です。
仕事着は、職場の雰囲気に合わせた、きちんとした印象の服を選びます。
特に就職活動では、第一印象が大切なので、清潔感があって、相手に敬意を示すことができる服装を心掛けましょう。
それぞれのパターンで何を着るかある程度決めておくと、毎日の服選びがぐっと楽になりますよ。
特別な日は前もって服を準備する
特別な日には、その場にふさわしい服装をすることが大切です。
たとえば、結婚式に参加するときは、華やかで礼儀正しい服を選びます。
事前に準備をしておくことで、当日慌てることなく、心を込めてその日を楽しむことができます。
お葬式の場合、事前に準備するのが難しいこともありますが、喪服は事前に用意しておくと安心です。
急に必要になったときに慌てずに済みますし、喪服を用意しておくことは、いざという時のために準備しておくべき大切なことの一つです。
喪服はシンプルで格式を重んじたデザインが選ばれることが多く、黒い色が基本です。
また、これらのイベントではアクセサリーや小物も重要な役割を果たします。
たとえば、結婚式では明るい色のアクセサリーを選び、お葬式では控えめなものを選ぶなど、場に合わせた選択が求められます。
このように、特別な日のために前もって服を準備することは、その日をスムーズに、そして心穏やかに過ごすために役立ちます。
事前に準備をしておくことで、当日は服装について心配することなく、その日の大切なイベントに集中できます。
ADHD女性が服装をうまく選んでセンスを磨く方法
ここでは、ADHD女性が服装をうまく選んでセンスを磨く方法を解説します。
自分の服のサイズを理解する
自分にぴったり合う服を選ぶためには、自分のサイズを知ることがとても大切です。
自分の身体のサイズをメモしておくと、服を買うときに便利です。
たとえば、バストやウエスト、ヒップのサイズはもちろん、袖丈やスカートの長さなども知っておくと、試着しなくても自分に合う服を選びやすくなります。
メモはスマホに入力しておくと、買い物のときにすぐに確認できて便利ですよ。
上下のセットを決めておく
毎日の服選びを簡単にするためには、上下のセットをいくつか決めておくとよいでしょう。
たとえば、シンプルな白いブラウスに青いジーンズ、黒いTシャツに赤いスカートなど、組み合わせを事前に決めておけば、朝の忙しいときもサッと服を選べます。
シンプルな組み合わせは多くの場面に適応できるので、コーディネートに迷ったときにも役立ちます。
ショップ店員や信頼する人にアドバイスをもらう
服選びに自信がないときは、ショップの店員さんやおしゃれな友達にアドバイスをもらいましょう。
聞くときは、緊張すると思いますが他の人の意見を参考にすることで、新しいスタイルに挑戦しやすくなりますし、自分では選ばないような服でも意外と似合うかもしれません。
信頼できる人の意見は、自分のファッションセンスを広げる良い機会になります。
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ルーティーンを決める
毎日の服選びをスムーズにするためには、ルーティーンを作るのがおすすめです。
たとえば、「週末に次の週の服を決めておく」「毎日の服は前の晩に準備する」など、自分の生活リズムに合ったルーティーンを設定しましょう。
ルーティーンにすることで、毎日の服選びが楽になり、時間の節約にもつながります。
ADHD女性の服装選びのコツは?ファッションセンスを磨く方法まとめ
ADHD女性の服装選びは、コツをつかめば大丈夫です。
感覚過敏を感じる方は、肌に優しい素材の服を選ぶことが大切。
綿やシルクなどの柔らかい素材がおすすめです。
また、服装を「部屋着」「おしゃれ着」「仕事着」の3パターンに分けると毎日の選択が楽になります。さらに、特別な日のためには前もって服を準備し、当日の心配を減らしましょう。
サイズを正確に知り、上下のセットを事前に決めておくことも効果的です。
また、服選びで不安なときは、信頼できる人のアドバイスを参考にするとよいでしょう。
ルーティーンを設けることで、日々の服選びがスムーズになり、時間の節約にもつながります。
工夫によって、ADHD女性は自分に合った快適でスタイリッシュな服装を見つけることができます。
あなたもすぐにおしゃれな女性になることができますよ。
あなたのお仕事や恋愛を応援しています。
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