特別支援学校の仕事が大好きだった私
特別支援学校の音楽の教員、そして小学校の支援学級担任など
特別支援の道を歩み続けきた私。
この仕事が大好きでした!
今でも教師の仕事は好きだし、正直戻りたいなぁ~って思うときもあります。
教師の仕事が大好きで、天職だと思って仕事を精一杯こなしてきました。
その私が、転職しようと思った理由について、今日はお話していきます。
少しでも参考になればと思います。
平日の残業は当たり前という毎日
基本的に、教師の仕事は、基本的に終わりがありません。
児童生徒の成長を考えたら、エンドレスに仕事ができちゃいます(笑)
私もそうでした。
でも、時間は無限ではないですし、私は、共働きで子供が二人いたので
保育園と児童館へのお迎えがありました。
なので、残業できる時間は、タイムリミットが遅くて18時すぎまででした。
でも、うちの学校の生徒下校は、15時30分。定時は17時半。
仕事ができる時間は、約2時間しかありません。
それなのに、15:45分~会議が入ったりするわけですよ!
会議が終わるのは、17時すぎ。
そこから自分の仕事に取りかかるのですが、30分くらいで終わるわけがありません。
こんな毎日で、残業100%の日々でした。
週末も自宅や学校で仕事に追われる
私は、小学校と保育園に通う子供がいるので、
平日の残業時間は限られていました。
なので、残った仕事は週末に片付けるしかありませんでした。
子供と過ごしたいお休みの日に、
子供を遊ばせながら、パソコンに向かい仕事をする そんな週末も多かったのです。
家族と過ごす時間がとれない・・・
それでも、私が続けてきた理由は・・・
- 仕事にやりがいがあった
- 仕事が好きだった
- 給与が安定していた
- 同僚と仲が良かった
- 60歳まで教師を続けて退職するってなんかかっこいいと思ってた。
好きとやりがいで、全てを乗り越えていました。
2022年4月、学年主任をすることに
どうにか、こんな毎日を根気と体力で乗り越えてきましたが
2022年4月に学年主任をすることになりました。
20名の学年の学年主任。(支援学校だと多いほうかと思います)
学年体制は、2クラス担任二人(私ともう一人)+副担
主任になると、いつもの仕事+主任の仕事が入ってきます。
主な私の仕事は
・主任の仕事(予定表作成、学年経営案等)
・担任の仕事(個別の指導計画、支援計画の作成、成績やさまざまな資料の作成)
・音楽主任の仕事(楽譜作成、授業計画等)
・担当授業の教材研究(空き時間は、ほぼなし)
・校務分掌の仕事(研究部、生徒指導部、同窓会関係など)
これに、普段の生徒指導とか保護者対応も入ってきます。
なんか、今入力してるだけで 鳥肌が立ってきました・・・・。
よくこんなに仕事してたなぁ。自分を褒めたいです。(笑)
体調不良と突発性難聴再発
こんな毎日をくり返していたら、
左耳が プールに入ったような感覚に。
もしや…。
突破性難聴再発の予感。そして、生理不順にもなりました。
突破性難聴には、行動障害の生徒の担任を持った時にもかかったことがあり、
またかぁ。という感じ。
生理不順も、忙しい月にはストレスでよくなるので
いつものことかぁ。という感じ。
これを繰り返している日常が
今思うとそもそもおかしいんですよね。
自分の体が具合悪くなるまで働く必要ってあるんでしょうか?
そんな疑問を持ちながらも、生徒が可愛くて、やり甲斐もあったので頑張って続けていました。
2022.10 子育てとの両立困難
行事が続き、残業や家でも仕事が増え、夜中も仕事をする日々。
子供の寝かしつけをして、そのあと起きて仕事をして、
でも子供が泣いて起きてしまい、仕事ができない・…。
仕事が残っている→残業で終わらない→家に持ち帰って仕事→育児があってできない
このループをくり返す毎日が限界にきてしまい、とうとう転職を決めました。
2022年 12月末 転職活動スタート!
そして、2022年12月、転職活動をスタートします。
今でも覚えているのが、紅白を見ながら履歴書書いたりしてたこと(笑)
まず始めにしたことは、転職サイトに登録するところからスタートしました。
私は、リクルートエージェントに勢いで登録したことから、転職活動の動きが分かってきました。
だから、リクルートのエージェントさんにはとっても感謝しています。
そもそも教師って、就職活動をせず、採用試験に受かって始められる方がほとんどだと思います。
なので、まずは、動いてみる!ということをおすすめしています。
2023年1月 初めての内定
私は、一般企業にも書類を出しましたが、本当に落ちまくりましたね。(笑)
20社以上落ちたと思います。
39歳という年齢も年齢でしたし…。でも、40歳になる前に意地でも決めてやる!という気持ちだけはありました。
そのなかで、初めに内定をいただいたのが、福祉系の会社、放課後デイサービスと就労移行支援事業所を運営しているところです。
勤務時間は、希望通りだったのですが、給与面が、最初の一年目は手取りで今より8万近く下がるのと、勤務地が少し遠かったので内定を辞退させていただきました。
2023年2月 2回目の内定
2回目の内定は、私がインフルエンザにかかって寝込んでいたときに電話がかかってきました。笑
3月で退職するとしたらぎりぎりの時期だったので焦っていたところでした!! (ちなみに私は、退職について上司に伝えたのは、1ヶ月前ぎりぎりでした)
希望していた 就労支援事業所 だったので内定は承諾させていただきました!!
嬉しくてインフルエンザも治りました。(笑)
転職活動を振り返って
正直、こんなに書類で落ちると思いませんでした。
そして、激務+育児で忙しいなかで転職活動をするのは大変です。
でも、土日や平日の朝など上手く時間を活用すれば書類作成や、面接準備をすることができます。
そして、年齢は若ければ若い方が書類が通る確率は上がりますが、
30代~40代でも転職は可能だと私は思います。
実際に、今一緒に働いている方も、教員(小学校)から転職された方ですが
43歳で放課後デイサービスに転職して、その後事業所で勤務しています。
育児と仕事しながらの転職活動は、本当に本当に大変でしたが、
今は、転職して本当に良かったと思っています。
なので、育児との両立に悩みながら教員を頑張っているお父さん、お母さんのみなさん
とりあえず、動いてみることをお勧めします。
まずは、転職サイトへ登録、インターネットで転職先についての求人を見るなど
それだけでもイメージが沸いてくると思います。
まとめ
- 教師からの転職活動は、早ければ早いほうが選択肢は広い。
- 教師からの転職活動は、何歳でも可能(福祉関係は特に、教師の経験者を求めています)
- 「教師から転職したいな」と思ったらまず動いてみることがおすすめ
- 転職活動は大変だったけど、それ以上に決まったときの喜びは大きいです!
今日も、私の記事を読んでいただきありがとうございました。
日々のお仕事、大変すぎると思いますが身体第一に考えて過ごしてくださいね。
転職後についての記事は こちらに → 教師から転職して1ヶ月後