「ミスが多くて毎日注意される。」
「仕事に自信がもてない…。」
「給与が低くて生活できない。」
がんばって働いていても、ミスをしてしまい怒られる。
障がいを理解してもらえないから辛い。
給与も低い…。
今の職場でそんな経験をしていませんか?
障がいを周りに理解してもらえずつらい思いをしながら働いている日々。
でも、障がい者雇用というのは、合理的配慮をしなければならないと法律で定められているので、本当は安心して働ける場所でなくてはいけません。
ただ、その理由として周りが気付いていない、障害についての知識がないから分からないという場合も少なからずあるのが事実です。
あなたにとって障がい者雇用にメリットはあるのか、一般雇用枠のほうが合ってるのか。
この記事を読むとあなたにとってどんな働きかたが良いのか、障がい雇用のメリットが分かります。
3分で読むことができます。
こんにちは!
特別支援学校歴15年の就労支援員のちゃい@chai20100527です。
障がい者の仕事をサポートしています。
障がい者雇用の末路は悲惨な理由と現状
ここでは、障がい者雇用が末路の理由と現状をお伝えします。
障がい者雇用の末路は悲惨な理由
単純作業が中心
障がい者雇用は、単純作業が多いのが事実です。
単純作業が悪いということではなく、単純作業だと気持ちが安定して落ち着くと思われがちなのが理由の一つとしてあげられます。
ただ、ずっと同じ作業をくり返すと誰だってあきてきますよね。
あなたの今任されている作業はどうでしょうか?
もし、同じ作業のくり返しが苦痛だと思うなら担当者に相談してみましょう。
言われないと気が付かないことって結構多いので、ポジションを変更してもらうことも可能かもしれません。
給与が低い
給与が安いのには理由があります。
・残業がなくて休みがとりやすい(通院など)
・時間が短い
・単純作業が多い
・勤続年数がみじかい
上記のような理由によって他の正社員の給与と差をつけています。
合理的配慮がない
障がい者に対する配慮が欠けているという問題があります。
これは、会社自体がその問題に気づくことができていない場合が多いです。
たとえば、周りの物音が気になって集中できない様子を仕事をさぼっているとみられてしまうということが起きます。
環境や状況はさまざまですが、あなたが、悩んで苦しんでいることに気づかない人は残念なことに多いのです。
すぐには、難しいかもしれませんが相談できる人が職場にいる場合は、まずは悩みをきいてもらうことが解決につながります。
障がい者雇用の末路は悲惨なの?と思う人が安心して働くために
障がい者雇用か、一般雇用が迷い障がい者雇用を選んだ方もいると思います。
一般雇用の場合は給与は高いですが、仕事が続かず辞めてしまう人が多いのも事実です。
一般雇用だと仕事が続かない
障がいを隠して働くと、その人の特定のニーズが満たされない可能性があります。
環境がその人の能力や障害に適応していない場合、ストレスや不満がたまっていきます。
また、障害雇用での合理的配慮が全くないため支援を得ることができません。
その結果障がいを隠していても、周りに気づかれてしまい人間関係がうまくいかないことにつながります。
平成29年の調査では、一般就職をした障がい者の半数が辞めてしまっている状況です。
参考:障がい者雇用の現状等 平成29年9月20日厚生労働省職業安定局
私の担任した卒業生も、一般就職をしましたが周りとうまくいかず
退職をしてしまいました。
配慮がなくて働くのが難しかったのが原因でした。
障がい者雇用は仕事が長続きするというメリットも
ここでは、障がい者雇用だと働きやすいというメリットをお伝えします。
〇障がいの理解を得られる
〇合理的配慮がされている
〇体調によって休みもとりやすい
仕事をしていると「わからない」ことや「困っている」ことが出てきます。
障がい者にとってこの困りごとを伝えられて支援してもらえるかが仕事を続けるうえで大切です。
障がい者雇用では、合理的配慮によってこの困りごとを支援するように法律で決まっていますので安心して働くことができるのがメリットです。
障がい者雇用の給料について
障がい者の給料は、一般の労働市場と比較してしばしば低いことがあります。
障がいによる給与の差は、任されている仕事の種類や勤務時間によるものです。
身体障がい者が高くなっているのは、一般採用の人とほぼ同じ仕事量をこなしているからという理由もあります。
障がい者雇用による生活
障がい者の生活は、働きかたによって大きく変わることがあります。
安定した職があることで、自立した生活を送ることができます。
ただ、自分にあった働き方ができないと最初はがまんできても、少しずつストレスがたまります。
それが続くとなると病状が悪化してしまう恐れもあります。
障がい者雇用の末路が悲惨なの?安心して働くための方法3選
ここでは、障がい者雇用が末路でもスキルアップするための方法をお伝えします。
安心して働ける職場を見つける
今日の職場では、障害の有無にかかわらず、多様なスキルが求められます。
ただ、職場の環境が整っていないと安心して働くことが難しいため長く続けることができない、休みがちになってしまいます。
自分の職場は、現在どのような環境なのか以下の点について意識して見直してみる必要があります。
障がい者専用の転職エージェントに登録する
障がい者雇用で働くなら転職エージェントへの登録をおすすめしています。
登録するなら、複数のサイトに登録することで就職のチャンスを増やすことができます。
就労移行支援で就労をめざす
一度、体調をととのえてから障がい者雇用や就労をめざす場合は、就労移行支援に通うことをおすすめします。
就労移行支援とは、障がいをもっている方が、一般就職をめざすための訓練を行う場所です。
法律で定められた福祉サービスの一つなので、利用者の前年度の収入に合わせて利用料金が決められています。
世帯収入状況 | 負担上限月額 |
低所得 生活保護受給世帯 | 0円 |
市町村民非課税世帯(16万円未満) | 0円 |
市町村民課税世帯 | 9300円 |
上記以外 | 37200円 |
移行支援に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
障がい者雇用が末路の理由と安心して働く方法まとめ
障がい者雇用が末路というのは、単純作業や、給与が低い、配慮がないことが原因ですが、障がい者雇用の広がりとともに職種などは広がりつつあります。
特に、転職エージェントを利用すれば、企業での正社員登用も可能です。
障がい者雇用のメリットは、自分にあった職場を見つければ長く働くことができることです。
一般枠での採用にもメリットはありますが、障害を理解してもらいながら働くことは安心感につながり、日々充実して過ごすことができます。
あなたのお仕事や恋愛を応援しています。ちゃい@chai20100527でTwitterしていいるので、記事のシェアやフォローをお願いします!
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